
2月の放送は「ふとんの打ち直し」についてお話しさせていただきました!
ふとんの打ち直しに多いのが「綿わた」のおふとんです。ちなみに、羽毛ふとんも打ち直し仕立替えが出来ます。掛け布団や敷布団はもちろん、座布団なども打ち直しが可能です。
綿わたは使えば使うほど、だんだんと締まり、重くなります。購入当初のふわふわ感も軽減され、寝心地も悪くなってしまいます。
そこで状態の悪くなった綿を機械に通す事で新品同様の綿が出来ることを「打ち直し」と呼びます。打ち直しをすることによって、新品同様のふわふわ感に戻り、寝心地もよくなります。それを当店では、自社工場で作業をいたします。
● 打ち直しの流れ
① お客様から古くなったふとんをお預かりします。
② 側生地を取って製綿機械に入れます。
② わたが再生され、きれいな状態で出来上がります。
(このとき、ダニやホコリが取れます)
③ お客様から選んでいただいた生地を縫製します。
④ 縫製した生地を裏のままで広げて置きその上に先ほどの打ち直したわたを重ねて置きます。
⑤ 側生地とわたをひっくり返します。
⑥ 綿入れ口を縫い、わたと生地が馴染むように細かくとじます。・・・完成です。
例えば、綿サテンの新品の側生地にした掛け布団でシングルサイズ 11,000円前後です。
使い捨てのポリエステル綿のお布団と違い、上質の綿わたが生き返りますので、長く使い心地が保たれます。
といったお話をさせていただきました~!
次回放送は3月11日(木)の予定です。次回もお楽しみに~!

