
ベビー布団の選び方①のつづきです。
2つめのポイント『敷き布団は硬すぎないものが◎』
窒息防止のためにもベビー布団は硬めの方がいい、という説もありますが、
当店ではある程度、硬すぎない敷き布団を
おすすめしています。
中でも一番のおすすめはウール素材の硬すぎない敷き布団です。
「ウールなんて冬しか使えないじゃない」
なんて声が聞こえてきそうですが、
ウール素材の敷き布団に、季節にあったシーツをかければ
全く問題ありません。
では、なぜ硬すぎない敷き布団をおすすめするかというと
赤ちゃんはお腹の中にいるとき、
お母さんの柔らかい胎盤の中で過ごしています。
外の世界でもなるべく、お腹の中の状態に近い肌感覚のある
素材で眠ることで、赤ちゃんは安心して眠ることができると考えるからです。
また、ウールの原料である羊毛は
水分や汚れは染み込まず、湿気は吸って外に掃き出す性質があります。
これは、敷き布団にベストな性質です。
前述したとおり、季節に合わせて綿や麻100%の素材のシーツを
かけてあげれば、快適な睡眠環境を作ってあげることができます。
快適な睡眠環境は、子供の成長にも関わることが
ケンブリッジ大学の研究でも明らかにされています。
ケンブリッジ大学はドイツの羊毛メーカーと一緒に
生まれたての赤ちゃんを対象に一定期間、ある研究を行いました。
A:羊毛素材の寝具で睡眠をさせた赤ちゃん
B:一般的な寝具で睡眠をさせた赤ちゃん
研究結果はAの赤ちゃんの方が成長が早いという結果に。
このような研究結果から、赤ちゃんにとって
寝具選びはとても大切ということがわかりますね。
生まれてくる大切な赤ちゃんのために、準備するお布団。
赤ちゃんにとって最適なお布団でお迎えしませんか?
赤ちゃんの寝具について、もっと詳しく聞いてみたい!という方は
立入ふとん店までお気軽にご相談ください。