今年も残りあと少しとなってきましたね。
寒さもぐっと厳しくなってくるこの時期、
皆さんは心地よく、温かく眠ることができていますか?
寒い冬の布団といえば「毛布」をご用意されるご家庭も
多いのではないでしょうか。
今回の記事では、睡眠指導士の資格を持つ立入ふとん店店主がおすすめする
毛布の「使い方」と「素材」をご紹介しますね。
~毛布の使い方~
最近よく、テレビなどで
「ふとんの上に毛布をかけた方が温かく眠れる」という話を聞くことが増えました。
確かに、
布団の上に毛布 → 温かい空気が逃げにくくなり、温まります。
しかし
ポリエステルなど、化学繊維の毛布では汗を吸うことができず、
お布団の中の湿度をコントロールすることができません。
(ぜひ、ご自宅の布団のタグを確認してみてくださいね)
ポリエステルと天然素材の水分の吸収率を比べると、
木綿は20倍、シルクや絹は30倍。
ウール・羊毛類は40倍も違うと言われています。
この違いから化学繊維の寝具だと
睡眠中にかいた汗をうまく発散させることができず、
湿度がコントロールできなくなるのです。
そのため、どうしても寒いときは
湿度をコントロールできる素材の毛布やケットを
ふとんと体の間に入れて眠ることをおすすめしています。
~おすすめの素材~
上記のお話からもお分かりの通り、
おすすめの素材は綿やウールなどの天然素材です。
綿やウール、シルクなどの毛布やケットは羽毛ふとんとの相性が良く、
布団同士もズレにくく、湿気もコントロールしてくれます。
湿度調整をしてくれるので、これらの素材の毛布やケットは
内側に掛けたほうが温かいのです。
1日の大半を過ごすお布団、素材から見直すことで
よりよい睡眠をとることができます。
今回のお話をまとめますと、
毛布を使わずとも、軽くて暖かい羽毛ふとんで眠れることが理想です。
それでも寒く感じるときは、布団の中が蒸れないように
羽毛ふとんと体の間に天然素材のケットや毛布をかける。
そうすることで、眠っている間にかいた汗も吸収してくれて
布団の中はいつも快適な環境で眠ることができるんです。
立入ふとん店では、天然素材の毛布やケットも取り揃えています。
眠りの専門家だからこそできる、
お客様一人一人のご予算に合った最適な寝具のご提案をさせていただきます。
ぜひ、お気軽にご相談してくださいね。