- スタッフ
- 8月20日
- 読了時間: 4分

ギワちゃん:
さあ!甲子園では球児たちの熱戦が繰り広げられていますが、
立入さんは毎試合大注目されていたスポーツがあるそうですね。
立入:
はい、あのインターハイバレーボール男子です。
ギワちゃん:
母校の近江高校がインターハイに出場されていたということで。
立入:
そうですね。
ギワちゃん:
結果はどうだったんですか?
立入:
ベスト8でした。
ギワちゃん:
おお、すごいじゃないですか!
立入:
僕たちからするとかなりすごいんですけど、多分選手たちは日本一を目指したと思うので、あと一歩だったと思います。
ギワちゃん:
近江高校の戦いぶりはどうでしたか?
立入:
そうですね、予選から見させていただいたんですけど、いきなり負けてしまって、
「大丈夫かな?」と思ったんです。
でも、敗者復活から決勝トーナメントに進み、このベスト8まで勝ち上がったんですよ。
毎試合、毎試合成長していく姿は見ていてとても面白かったですね。
ギワちゃん:
じゃあ、どんどん強くなっていったんですね。
立入:
そういうことですね。チームもこれからさらにもっとまとまってくると思います。
ギワちゃん:
そうですよね。来月末からは国スポも始まりますよね。
少年男子のバレーボールは、近江高校のバレー部が単独で出場するんですよね?
立入:
はい。さらにチームワークを良くして、日本一を目指してほしいなと思います。
ギワちゃん:
次は日本一目指して頑張ってくださいね!
さあ、では今日のテーマをお願いします。
立入:
「スポーツと睡眠について」お話しさせていただきます。
ギワちゃん:
はい。スポーツにとって睡眠はとても大切なんですよね。
立入:
そうですね。近年では、世界で活躍するアスリートなどが
睡眠の話をよくされているのを聞きます。
特に大谷選手などは、睡眠をとても意識していて、
10時間ほど睡眠をとると言われています。
ただ、大谷選手だから10時間なんですけど、
真似したら大変だとは思いますね。
それと、3日前から寝る準備をしているそうなんですが、
我々も3日とまではいかなくても、
何時間前から準備をするというのも大事だと思います。
トップアスリートは、睡眠がパフォーマンスに大きく影響することを
強く意識しているんです。
また、スポーツ後のリカバリーに睡眠がとても重要だということも言っておられますね。
ギワちゃん:
睡眠はスポーツ後の体をリカバリーしてくれるんですね。
その理由を教えてください。
立入:
はい。神経学と睡眠医学研究所のクリス・インター博士によると、
ポイントは2つあるそうです。
1つ目は、睡眠中、特に深い眠りに入ったときに、
活動中には見られない体の回復機能が働くことです。
例えば、寝ている間に出てくる成長ホルモンによって、
傷ついた筋肉組織が修復されます。
トレーニングだけでは筋肉の大きさや筋力は向上しません。
トレーニング後、ワークアウト後に筋繊維が修復されることで筋肉は強くなるからです。
ギワちゃん:
寝ることによって筋肉組織が修復されるんですね。
立入:
はい。2つ目のポイントはストレス緩和です。
エクササイズをすると、体と心にある程度のストレスがかかります。
日中にできるストレス解消法も効果はありますが、
中枢神経が最もリラックスするのは睡眠中だと言われています。
ギワちゃん:
スポーツ後の睡眠によって中枢神経がリラックスしてストレス緩和を促すんですね。
立入:
はい。睡眠はリカバリーを助け、スポーツのパフォーマンスを
全般的に向上させる可能性があるということです。
そして一方で、スポーツも睡眠の質を向上させると言えます。
筋力トレーニングなどの運動を習慣化すると、
睡眠の質が向上することが証明されているんです。
ギワちゃん:
なるほど。スポーツと睡眠は互いに高め合う関係だということですね。
立入:
そうですね。切っても切れない関係性があると思います。
ギワちゃん:
スポーツを頑張っている皆さん、夜ぐっすり眠って、
スポーツのパフォーマンスを向上させてくださいね。
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