- スタッフ
- 9月15日
- 読了時間: 3分
9月も中旬になり、朝晩は涼しい日も少しずつ増えてきましたね。
とはいえ、日中はまだまだ暑い日が続きそう。
当店でも実際、「すっきり起きれない」「眠気がずっと残ってる」
というお客様の声をよく耳にします。
なぜ暑い時期は睡眠の質が下がってしまうのでしょうか?
1. 高温多湿の不快感
眠るときは体温を少し下げて入眠しますが
夏は気温が高く熱を逃しにくいため、寝つきが悪くなります。
さらに湿度が高いと汗が蒸発せず、ベタつきや蒸れが不快感となり眠りを妨げます。
特に熱帯夜は快適な環境づくりが難しくなります。
2. 冷房の影響
エアコンは快眠の味方ですが、使い方を誤ると逆効果です。
設定温度が低すぎると体が冷えて目が覚めやすくなり、
冷気が直接体に当たると疲労感につながります。
かといって冷房を切ると蒸し暑さで眠れない…。
夏は室温と湿度のバランスがとても大切なんです。
3. 寝具の環境
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われます。
夏はさらに多くなり、敷きふとんやシーツが湿って不快感を生みます。
湿った寝具はダニやカビの原因にもなり、健康にも影響を与えます。
~快眠のために工夫できること~
● 室温・湿度の調整
室温は26〜28℃、湿度は50〜60%が理想。
冷房の除湿モードや扇風機を併用するのがおすすめです。
●寝具の素材を変えてみる
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われます。
暑い時期はさらに量が増え、敷きふとんやシーツが湿って不快感を生みます。
湿った寝具はダニやカビの原因にもなり、健康にも影響を与えます。
そこでおすすめなのが、天然素材を活かした寝具の組み合わせです。
例えば「ムートン × 麻」。
ムートンは「暑そう」というイメージを持たれる方も多いですが、
実は麻のシーツを重ねると通気性が良く、驚くほど快適に眠ることができます。
また、かけ布団には麻素材を選ぶことで、
汗を吸収しながら爽やかな眠りをサポートしてくれます。
そして、季節が進み肌寒さを感じる11月ごろには、
薄い羽毛布団「ダウンケット」への切り替えがおすすめです。
夏バテの疲れが残るうえに、昨今の異常な暑さで体調を崩しやすい方が増えています。
特に季節の変わり目は、夏バテと気温差のダブルの影響で体調を崩しやすくなるため、
寝具でしっかり身体を整えることが大切です。
まとめ
暑い時期に睡眠の質が落ちるのは、暑さだけでなく
高湿度や冷房、生活リズム、寝具環境など複数の要因が重なるからです。
だからこそ「温度・湿度・生活習慣・寝具」を総合的に見直すことが大切です。
立入ふとん店では、季節に合わせた最適な天然素材の寝具を取りそろえています。
ぐっすり眠るための環境を整えて、まだしばらく続きそうな暑い季節を
元気に過ごしましょう。
